実は沼形式!?E217系

JR東日本

もう引退してしまったE217系ですが、実は製造時期によって結構違うところがあるんです。なので今回はそれについて解説していこうと思います。

貫通扉はダミー!?

実はE217系の初期に製造された編成は品川‐錦糸町間のトンネル区間に配慮して前面貫通扉を設置しましたが実はいらないことが分かったので中期車からはデザインこそは同じですがダミーの貫通扉になっているんです。そのためはしごやステップがなかったりなどそこら辺の違いを探せるのもいいところでした(E235系はコストカット探しも楽しいよね)。

編成内でも車番がぐちゃぐちゃ!?

実は1993年から製造されたうちの初期のころはトイレが車椅子非対応のもので、和式だったんです。それを洋式でバリアフリー化したトイレで製造された車両と非対応の車両のトイレがついている1号車をそれぞれで交換することでなんと全編成にバリアフリートイレの設置に成功します。そのため増結編成でも車番がぐちゃぐちゃになったりと、東急5000系よりはましですが難しい車両になっています。

2編成だけあった「アレ」

実は現在のY-1編成とY-2編成だけボックスシートのところにスタンションポールがついていました。もうすでに改修されてしまっていて私はその画像を持っていないですがネットにその画像が落ちているので是非見てみてください!すごい存在感です…
画像は…209系2100番台です…

実はもうなくなったりしたあの座席

実はE235系はすべての普通車(グリーン車除く)はロングシートとなっておりもう快適に旅をするにはグリーン車料金を払う必要があったりします。

置き換えによって起こったいいこと!?

実はE235系はSICインバーター制御を採用することで省電力の削減に貢献していたりします。他にも停電時でも次駅まで走行できるバッテリーも搭載しており進化しているといえるでしょう。

置き換えによって…

実は置き換えによって加速度が少しだけ落ちてしまいました。それはE235系には最新設備をたくさん乗せたばかりに車体重量が重くなってしまったのです。でも私は誤差だと思いますけどね。

E217系→加速度 2.00km/h/s
E235系→加速度 1.85km/h/s

少しだけ遅いですね…

実は車内放送のスピーカーのクリアさが違う?

この音声を聞き比べともらうとわかる通りE217系のほうが古いはずなのにとてもクリアに聞こえます(私の場合)。では聴き比べてみましょう。
!音量注意!※上の音声がE235系(新型)、下の音声がE217系(旧型)

日本語と英語の間が短くなっていたりと主音源のデータは少しJR東日本で編集されているとはいえ元の音声はE217系のものを流用しているのでじっさいはかわらないはずですが…
まぁスピーカーなんて伝わればいいのでそこまでこだわらないのがJRなのかもしれません。東京メトロとかすごいよね★

まとめ

JR東日本のE217系は現在活躍するE235系をはじめとする通勤・近郊型電車に広く採用されたクラッシャブルゾーンを初めて取り入れ、片側4扉の拡幅車体の電車。この設計は当時こそ珍しかったものの今では当たり前の設計となりこれからも採用され続けていくことでしょう。その現代の鉄道車両の礎を築いたE217系はいないですがまだ、同期であり姉妹車両の209型が残っています。少しはE217系を感じられると思いますので房総地区までぜひ来てくださいな!

では次回に続くかも

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